防犯には、気をつけようと思っていますが、
部屋の窓の鍵はかけないこともあります。
何か、防犯のグッツを新たに買うよりも、
今あるものを有効活用したほうがいいですね。
そんな新聞記事がありましたので、
ご紹介します。
毎日新聞 2007年5月30日 東京朝刊
安心・安全ナビ:家庭でできる空き巣対策は。
集合住宅の住民に、ドアのモデルを使って空き巣の解錠の手口を説明する錠前業者=三村政司撮影 ◇犯人、手間かかる家を避ける傾向…「時間稼ぎ」グッズ有効
◇補助錠、サムターン回し防止具…500円前後で
家に帰ったら部屋中が荒らされ、現金や貴金属が盗まれていた−−。警察庁のまとめでは、06年に全国で発生した空き巣被害は約9万件に上る。大阪府警の調査では、府内の平均被害額は1件52万円相当という。大切にしていた物を盗まれた場合、そのショックはとても金銭に換算できない。
賃貸マンション1階に住む堺市西区の主婦(33)は03年9月、空き巣被害に遭った。正午前に外出し午後3時ごろ帰宅すると、ベランダ側の窓ガラスが割れ、たんすの引き出しなどが開けられていた。長男のお宮参りのために買ったばかりのビデオカメラと、夫からプレゼントされたプラチナのネックレスがなくなっていた。ベランダ側の窓ガラスには防犯シャッターがあったが「長男を出産して久しぶりの外出で、シャッターを閉めるのを忘れた」と悔やむ。
窓サッシの内側に取り付ける補助錠 「中国人窃盗グループの犯行でしょう」。駆け付けた警官は言った。マンションの防犯ビデオには、見張り役らしき若い男が携帯電話を持って歩き回る姿が映っていた。外国人の窃盗団は1カ所に定住せず、全国を移動して犯行に及ぶ。防犯ビデオに映ることなどおかまいなしだ。
◇玄関・窓、少なくない無施錠
窃盗事件を担当する府警捜査3課は「早く入り、早く逃げたいのが犯人の心理。侵入に手間がかかる家は避ける傾向にある」と分析。「空き巣犯は人に見つかるのが怖い。犯行前にインターホンを鳴らしたり、窓に小石を投げて反応がないのを確認する」と指摘する。夜は明かりの消えている家がターゲットになる。省エネに逆行するが、一部の部屋の明かりをつけておくのも、こと空き巣対策では効果があるという。
ドア内側に取り付ける筒状のサムターン回し防止用カバー 侵入するのは、「玄関・勝手口」「縁側・ベランダ窓」で8割を占める。府警生活安全部は「侵入に時間がかかると、犯人はあきらめることが多い」と指摘。侵入を邪魔する「時間稼ぎ」グッズが有効と言えそうだ。鍵が壊されても窓が開かないようにする補助錠、ドアの鍵部分をプラスチックで覆う「サムターン回し防止具」などはいずれも500円前後。ホームセンターなどで販売されている。
さて、さまざまな防犯対策があるものの、実は大阪府内で見ても、空き巣被害の14%はドアや窓に鍵をかけていないケースだ。いつもはのどかな住宅街。「犯罪なんて無縁」「すぐ近くに行くだけだから」と、全く警戒していないことが多い。
府警生活安全部幹部は念を押す。「なんぼ防犯グッズを取り付けても、無施錠やったら意味ないで」【稲垣淳】
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